土地を売りたいと考えている時、隣接地が「国有地」であったりすると、
その手続きに半年以上のお時間が掛かってしまう場合もございます。
あらかじめ調査を行い、所有地の現状を把握しておくことをお勧めします。
お持ちの土地の隣接に「国有地」や、管理出来ていない「山」などが有る場合に
下記のような調査・手続きを行っております。
鎌倉市内に土地をお持ちの方ですと、中には山を持っている方もいらっしゃると思います。
しかもその土地が、歴史的風土特別保存地区に指定されていますと、さまざまな行為の制限がかかり全く利用できない土地となっている場合があります。
持っていても邪魔になるだけで、山に隣接して家がありますとその住人から枝が張り出してくるとか葉が落ちてきて困るとか苦情等がくる場合がございます。
以上のような場合、その山を持っている方が神奈川県にその土地を買い入れるべき旨の申出を行うことができます。（各種、諸条件があります。）
いずれにしても手続きにはある程度の時間がかかりますが、何もしないでほったらかしにするよりは良いかもしれません。
古都保存法第6条で指定された歴史的風土特別保存地区は、
以下の13地区となります。
鎌倉市の歴史的風土特別保存地区
国有地があるかどうかは、法務局に保管されている地図（公図）に表示されていますが、現況がはっきりしていない場合は、個人の方では気づかない場合が多いようです。もしかしたら、あなたの所有地内に里道・水路や畦畔等の国有地があるかもしれません。
国有地にもいろいろな種類があり、おおきく分けて「行政財産」と「普通財産」に分けられます。
いずれにしましても、その位置がちゃんと確定されていないと困る場合があります。土地の売買を行う場合や、家を新築する場合など所有地内に国有地がありますと何かと障害になる場合がありますので注意が必要です。
当社では、国有地の確定作業も行っていますのでよろしければとご相談いただければと思います。
国有地の中で、その機能を喪失した畦畔、里道、水路等で単独で利用できない財産は
その隣接土地所有者が買い取ることが可能です。
詳細につきましては、
当社にご相談いただければと思います。
当社は、鎌倉市の指定業者で未決の市道、県道等の境界の確定作業も行っております。
もし、あなたの家の前の公道の境界線がはっきりと決まってなかったり、
どこが境界線かわからない場合などありましたらご相談いただければと思います。
また、家を新築する場合に道路のセットバック等が生じる場合があります。
こんな時もぜひご相談ください。
